山城カメラマンの百景日記(2)

「義経駒繋の桜」(よしつねこまつなぎのさくら)4月20日からの写真です。
ここからは、山城カメラマンのコメントです。

 

駒つなぎの桜 長野県阿智村 智里 2006年5月 6時頃

駒つなぎの桜(義経駒繋の桜) 長野県阿智村智里

樹齢約800年(現在の木はひこばえ) 樹高 16.5m  幹周 5.7m

義経が奥州へ落ち延びる途中に、馬を繋いだと言われているエドヒガン桜の古木。

以前、長野県飯田市に住んでいた時に、会社の同僚に教わり2~3回撮影に

出かけました。(1997~2000年)2006年に再度挑戦したく、夜11時に家を

出て中央道の飯田インターより昼神温泉方向~園原方向へ、途中右折し目的地

方向なのだが、目標目印がなく6年の空白があった為、道を間違い細い山道に

入ってしまい、Uターン出来ず時間を消費してしまいました。3時半頃、桜の木

約1キロ手前の神社の駐車スペースに車を置き、暗闇の中4時頃現地に到着、

すでに三脚が数本・・・。人影は無く、車中でお休みの様子。

以前はカメラマンの姿も少なかったけれど、写真等の雑誌やネットで紹介されて

から、かなりの人気になりカメラマンが殺到するようになったようです。

少し明るくなり、樹形が見え始めたら以前と様子が違うことにびっくりしました。

後日解ったことですが、2004年8月の台風の影響で枝が4~5本折れてしまい、

以前の樹形と変わってしまっていました。

希望のポジションからの撮影を諦め、斜面横方向から紅梅をアクセントにして撮影。

桜並木も豪華で見事ですが、個人的には孤高の一本桜の方が好きです。近年、樹木

保護の為、水田に水を張らない事があるそうです。又、ライトアップもされているそうです。

昼神温泉の先のY字路を左方向が駒つなぎの桜、右方向の妻籠宿途中の清内路には

ペリー来航時に記念樹として植えた、黒船桜の古木も貫禄があり有名です。

 

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