「義経駒繋の桜」(よしつねこまつなぎのさくら)4月20日からの写真です。
ここからは、山城カメラマンのコメントです。
駒つなぎの桜(義経駒繋の桜) 長野県阿智村智里
樹齢約800年(現在の木はひこばえ) 樹高 16.5m 幹周 5.7m
義経が奥州へ落ち延びる途中に、馬を繋いだと言われているエドヒガン桜の古木。
以前、長野県飯田市に住んでいた時に、会社の同僚に教わり2~3回撮影に
出かけました。(1997~2000年)2006年に再度挑戦したく、夜11時に家を
出て中央道の飯田インターより昼神温泉方向~園原方向へ、途中右折し目的地
方向なのだが、目標目印がなく6年の空白があった為、道を間違い細い山道に
入ってしまい、Uターン出来ず時間を消費してしまいました。3時半頃、桜の木
約1キロ手前の神社の駐車スペースに車を置き、暗闇の中4時頃現地に到着、
すでに三脚が数本・・・。人影は無く、車中でお休みの様子。
以前はカメラマンの姿も少なかったけれど、写真等の雑誌やネットで紹介されて
から、かなりの人気になりカメラマンが殺到するようになったようです。
少し明るくなり、樹形が見え始めたら以前と様子が違うことにびっくりしました。
後日解ったことですが、2004年8月の台風の影響で枝が4~5本折れてしまい、
以前の樹形と変わってしまっていました。
希望のポジションからの撮影を諦め、斜面横方向から紅梅をアクセントにして撮影。
桜並木も豪華で見事ですが、個人的には孤高の一本桜の方が好きです。近年、樹木
保護の為、水田に水を張らない事があるそうです。又、ライトアップもされているそうです。
昼神温泉の先のY字路を左方向が駒つなぎの桜、右方向の妻籠宿途中の清内路には
ペリー来航時に記念樹として植えた、黒船桜の古木も貫禄があり有名です。