朝靄の大正池と焼岳

今回は、幻想的なお写真です。
鏡面のような美しい水面に、雄大な焼岳の姿を映す大正池。
焼岳が雲から顔を出して、しかも大正池の湖面が穏やかで
湖面の靄が晴れている一瞬を狙った一枚です。
一緒の場所で撮っていても、撮れる人は少ないそうです。
幻想的だけれども、焼岳の頂上部分だけが朝日を浴びて、
輝いている姿が、希望にあふれているように見えて素敵
だな~と私は思いました。

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大正池は大正4年(1915年)に突然現れた池で、焼岳が
大噴火をおこした際に噴出した多量の泥流により梓川がせき
止められてできました。水没した林は幻想的な立ち枯れとな
り、神秘の景観をもたらしています。大正池はできた当時、
梓湖と呼ばれたこともありますが、大正年間にできたこと
から今の名称が定着したそうです。

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