什(じゅう)の掟

福島からおいでいただいたお客様からお菓子をいただきました。
雪が降っていてとても寒かったそうで、当社にいらしたら、
あったかいですね~とおっしゃっていました。
美味しかったです!ありがとうございました。
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武者煎餅・・・白虎隊に関係有・・・?開けると↓
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甘めの生地にナッツが入っていてコーヒーにピッタリ
でした!そしてその箱には、こんなことが書いてありました↓
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什(じゅう)の掟と読むそうです。その昔、会津藩に住む6歳
~9歳の男の子が10人前後集まって「什」という集団を
つくり、什長のもと、什の掟を破った子には、制裁を加えられ
たそうです。可愛らしくて素晴らしいシステム・・・!!
と思いました。

一番軽い制裁・・・

お部屋の真中で掟を破った子はみんなに
「無念でありました。」と言って、お辞儀をしてお詫びをします。
「無念」ということは、「私は会津武士の子供としてあるまじき
ことをし、名誉を汚したことは申し訳がない。」という意味だ
そうです。

2番目に軽い制裁・・・

篦(しっぺい)
いわゆる「シッペ」だそうです。どこにするかは、制裁の重さに
応じて、手のひらに加えるか又は手の甲に加えるか、何回加
えるかを決めたそうです。
仲がいい相手だからと力を抜くと、什長は厳しく目を光らせ、
もう一回だそうです・・・

一番重い制裁・・・

絶交(ぜっこう)

いわゆる「仲間はずれ」で、めったに加えられる罰ではない
けれど、一度「絶交」を言い渡された場合には、その父か兄
が付き添い「什」の集まりに来て、什長に深くお詫びをし、
什の仲間から許されなければ、再び什の一員に入ることが
できなかったそうです。

小さい頃からこんなグループがあったら、いじめはないで
しょうし、自分が育った什の仲間は、大人になってからもず
っとお互いに大事に思うでしょうね~
それから、掟を破っても許してもらう方法が決まっているとこ
ろが、子供らしくていいな~と思いました。

スッタフと「たまハピの掟」をつくるかどうか、話し合い中です・・・
まじめな掟の候補がいくつか提案されましたが、
体重が増えすぎたら「無念でございます」と体重を報告する
というのもありました。
でも、私ばっかりになりそうなので、これは、やめようかな・・・

 

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